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YouTubeで「描いてみた」系のイラスト投稿を一年間続けた結果と分かった事。

描いてみた系YouTuberのつっしーの筆です。私はYouTubeに投稿を始めたのは2020年の6月なので、ちょうど一年が経ちました。(2021年6月時点 。現在の登録者は8000人です。

私は普段ホワイトボードに絵を描いて、YouTubeに投稿しています。内容はいわゆる“描いてみた“もしくは“描き方講座“です。今回はどういった経緯で初めて、どういった投稿をし続けて、今どうなっているのかを振り返ってみたいと思います。

これを見ることで、YouTuberを目指す人もイラストレーターでYouTubeを活用をしようと思っている人も参考にできると思います。

また、“描いてみた“系ユーチューブはまだチャンスがあるのかを最後に私の考察も話していきます

ちなみいつもこういった動画を投稿しています。↓興味のある人は後で見てね。

投稿するのに抵抗がある私がYouTubeに投稿した出来たわけ。

私はそもそも動画を投稿するのも抵抗感があり、SNSが怖いものでした。しかし、その当時流行っていたTikTokをみて、これくらいだったら投稿してみてもいいかなと思って“描いてみた“動画を投稿してみました。もちろん絵を選んだのは、顔出しするのが滅茶苦茶嫌だっただからです。

当時はちょうど“鬼滅の刃ブーム“の真っ最中だったため、鬼滅の刃を描いてアップロード。するといきなり一万回生されました。今振り返ってみるとTikTokで一万回再生はそこまですごくはないんですが、私は嬉しくなり、毎日一動画を投稿するようになりました。

初めは全く活動の幅を広げるつもりはなかったですが、その後TikTokで再生回数がみるみる減っていったので、活動をYouTubeにも伸ばしてみました。

正直、YouTubeの方が泣かず飛ばずの期間が長いのですが、YouTubeは投稿を続けていけば、YouTubeの収益ラインである4000時間と登録者1000人は一年もすればいけそうだったので、どうせするならとTikTokの投稿からYouTubeの投稿に切り替えることにしました。

完全に収益化目的ですね笑笑

しかし、TikTokでフォロワーを増やして、様々な方法でマナタイズしている人も多いです。また、YouTubeよりTikTokの方が色んな人に見てもらいやすいですし、投稿する敷居が低いです。

なので、SNSに投稿するするが抵抗のある人は、まずは顔出し声なしの動画を投稿して抵抗感をなくすことから始めてもいいかもしれません。

途中から“描き方講座“に変更したわけ

私は途中から動画のタイトルに必ず“描き方“と付け足すことにしました。

そう思った理由は2つあります。

1、Googleの検索ワードランキングでは“描いてみた“より描き方“の方が多かった為。

2、海外のYouTuberで“HOW TO DROW”動画を参考にし始めた為。

YouTubeに動画を投稿しはじめの時は、全くと言って良いほど再生されません。一日一回あればいい方でしょう。というのもYouTube側のアルゴリズムに初めの方は乗らないため、検索からの流入を意識しなければいけないからです。そのためにはより検索されているワードをタイトルやタグに入れなければいけません。そうした中、再生されやすく検索されやすいワードはいつも“HOW TO“動画だと気付きました。(例えば、〇〇の方法や〇〇の仕方など)

さらにQWE ARTという海外のYouTuberなのですが、描いた動画をBGMと合わせて投稿しているだけに関わらず登録者が10万人もいました。それを参考に私も動画を作るように意識した結果、動画はされやすくなり、登録者も少しずつ増えていきました。

収益化の条件をクリアしたのは、投稿を初めて半年だった。

YouTubeの収益化(総合再生時間4000時間、登録者1000人)を達成したのは、2021の1月でした。正直一年以上はかかるつもりでやっていたので、思いの外早く達成して嬉しかったです。

達成するためにやったことは2つです。

  1. 毎日投稿する(多い時は1日3本)
  2. 他の媒体でも告知する(Twitter、TikTok、Instagram)

私の場合は、身バレも嫌だったので、SNS関係のアカウントはつっしーの筆用のアカウントを作って行っていました。

よくどうすればYouTubeを収益化できるようにまで、登録者と再生時間を増やせますかと聞かれますが、登録者と再生回数の攻略はそれぞれ違います。

まず再生時間は、“量“で解決します。

4000時間のボーダーラインは投稿したてにはかなりきついですが、これは腹を括って「全ての動画の再生時間を足せば4000時間分の動画になる」と思ってやった方がいいです。実際にはそこまで必要ないですが、まず量が足りていない初心者の方が多いので、まずは量をこなしまししょう。

続いて登録者は他のSNSの媒体からフォロワーを増やしました。

初めの方は私は地道にTwitterで他の方と繋がり、YouTubeの告知をしていました。かなら地味なやり方ですが、確実にフォロワーが増えます。チャンネルが軌道に乗るまでは、自分の手で地道に増やしていくのが一番の近道だと思います。

そうやって私は半年をかけて、YouTubeの収益化条件をクリアしていきました

そして、初めGoogleから頂いた収益は約2万弱でした。収益申請から審査が降りるまで1ヶ月くらいかかったと思います。正確に収益化されたのは1月の中頃からでした。

今まで、アルバイトや会社員以外でお金を稼いだことがなかったので、とても嬉しかったのを覚えています。

2ヶ月で3000人から一気に8000人に増えた理由。

私のYouTube登録者は3月時点で登録者が3000人でしたが、ある事がきっかけで登録者が5000人増えて8000人になりました。

ある事とは、YouTubeショート動画です。

まだ、6月時点で力を入れているYouTuberがいないと思いますが、私はもともとTikTokをやっていた事もあって、ショートバージョンの動画を投稿しました。

するといくつかの動画がバズり、なかには120万回再生をいく動画も現れました。

登録者が一気に増え、現在8000人になりました。

ただYouTubeショートには、

通常のデータが取れない事。

平均再生時間が減ってしまう事。

などの、YouTubeショート動画ならではのデメリットもあるので、それは別の記事で紹介していきます。ただ結論だけお伝えすると“描いてみた系のYouTuberは登録者が5〜10万人未満のYouTuberは積極的に取り入れてもいいかもしれません。現在私の場合はサブチャンネルを作って、そちらに一日一回の投稿をしています。(現在実験中)是非参考にしてみてください。

YouTubeに一年間動画を投稿し続けて分かった事。

YouTubeに動画を投稿し続けてわかった事があります。

正直私ぐらいのレベル(一年で登録者が8000人)のアドバイスになるのですが、これから描いてみた系のYouTube動画を投稿する人には参考になると思います。

わかった事その1

初心者YouTuberは質より量だということ。

ピカソもいくつか有名な絵はありますが、一日4作以上を平均描いていたという話もあります。YouTubeは投稿を重ねる事でアルゴリズムにもなりやすくもなります。どんな動画でもいいのでとりあえず投稿を重ねましょう。

分かった事その2

YouTubeの描いてみたはまだまだ見込みのある分野だと言うこと。

そもそも描いてみた系の動画はやり方次第ではいくらでも登録者を増やせる分野だと思います。なぜならば、描いてみた動画にはオリジナリティをいくらでも載せることができるからです。絵の感じや声を出ししてもいいと思います。特にアイディアが浮かばない人は海外の描いてみた系の動画を参考にすればいいと思います。私自身も“書き方講座や“ホワイトボードで描く“といったアイディアは海外のYouTubeの動画をヒントに作っています。

わかった事その3

描いてみた系YouTubeを取ることで、他の仕事にもつながるということ。

フォロワーの数=影響力という見方もできます。それを生かして、LINEスタンプや書籍を発売するYouTuberの方もいらっしゃいますし、そもそもイラストレーターの仕事の一部を切り取り動画にすることでもマネタイズすることもできます。また、どういった動画を撮るかにもよりますが、仕事の依頼ももらうことができる分野でしょう。

わかった事その4

YouTubeはストックビジネスなので、自分が絵を描いていない時もお金になると言うこと。

また、お金の話になってしまいますが、イラストの仕事というのは主にその絵を描いたら終わりというフロー型の仕事がメインだということです。フロー型と言うのは仕事を一回したら、その分の仕事のお金だけもらうと言うことです。基本的にサラリーマンの仕事がフロー型なので、ほとんどの仕事がフロー型ビジネスと言えます。イラストレーターで収入の安定をしたいのであれば、ストック型ビジネスの収入源を持つことが必須です。例えばyoutubeやブログ、同人誌なのです。多くの収入源を持つことでより安定した収入が見込みことができます。その中も5Gの時代がくる動画は見過ごすことができない分野でしょう。

最後に

これからイラストレーターを目指していきたい人はYouTubeを活用することをお勧めします。

どういった形であれ、動画撮り発信することで人と繋がることもできますし、広告費で生活費の足しにできる可能性もあるからです。何よりYouTubeはお金がかかりません。イラストレーターのほとんどは年収が200万以下という調査もあります。

仕事の受注以外にも、ストック型の収入を目指していきましょう。

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